日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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安倍内閣の失政と1党優位

新型コロナ対策について、最初の間違いは、他国、特に中国からの入国を、早期に止めなかったことである。仮に実際に蔓延したのがヨーロッパから持ち込まれたものであったのだとしても、それは結果論であり、中国からの入国を止めなかった …

日本維新の会の成功の先にあるもの

さて、この「ダブル失言」がなければ、維新の会は再び、ブームに近いものを起こせていただろう。それは、筆者が『政権交代論~内なる病、1党優位~』「維新の会はどこへ行けばいいのか」で書いたどのパターンとも違う未来であった。後か …

より警戒すべきは、ポピュリズム政党ではなく、自民党

ヨーロッパでは、第1、2党の右に右翼的ポピュリズム政党、左に共産党が改称した政党や、数は少ないが左翼ポピュリズム政党が位置し、それらが第1、2党に不満を持つ人々をある程度引き付け、2ブロック制(保守の大政党を中心としたブ …

れいわ新選組と、NHKから国民を守る党について

自民党は、参議院の比例代表に特定枠を設けた。その背景には、合区の問題があった。2つの選挙区が1つに合併されたのが合区である。参議院では、日本全体で1つの選挙区である比例区の他、各都道府県が1つの選挙区であった。ところが2 …

国民民主党のこれから

立憲民主党も試されているが、国民民主党も試されている。同党の選択肢は以下の通りであり、それを巡って分裂する可能性がある。 ①立憲民主党を中心とする野党共闘の深化。 ②立憲民主党を中心とする野党共闘の継続を続けるも、立憲民 …

無意味な繰り返しから脱することができるのか

さて、野党第1党について書いてきたが、選挙の主役は有権者だ。それを踏まえて、次を見て頂きたい。 ①野党第1党に失望(ほとんどないとはいえ、特に与党になった場合) ②野党第1党を減らして共産党等を伸ばす ③野党第1党を減ら …

民進党系の敗北

政権交代の定着を最重要視することから、民主党の政権獲得、そして再度の政権獲得(与党時代の総括と、その経験を生かした政権運営)を願ってきた筆者にとって、国政選挙の結果は多くの場合、落胆させられるものであった(もちろん落胆さ …

再び注目された維新の会、その先は・・・

ダブル辞任による再起 維新の会のカラーと丸山、長谷川「ダブル失言」 日本維新の会の成功の先にあるもの 日本維新の会と日本政治の今後        

理想主義と現実主義

優位政党の自民党は、かなりの現実主義だ。それに対して野党第1党は、野党の時は理想主義的であるのに、与党になると現実主義的になる(ならざるを得ない)。これは左派政党に限ったことではない。新進党は、1996年の総選挙において …

民主党→民進党の保守系(2019年2月追加、2023年11月更新)

新進党の保守系議員が次々と自民党に移ったことを見たが、2019年、驚くべきことがあった(驚かされたという意味だと言いたいが、「驚かなければならないこと」という意味である・・・)。民主党内閣で閣僚を務め、野党に戻ってからも …

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