日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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日本と似ていたイタリア政治

よく言われていることだが、戦後のイタリアの政治には、日本と共通する点が多い。日本では、社会党に政権を渡さないため、自由党の系譜や改進党の系譜(戦後の日本進歩党→民主党の系譜)が合流し、自民党という優位政党を結成した。カト …

それ以外の幼さ

民主党の政権党の経験は、貴重であるし、次につなげ、政権交代がなくならないようにしなければならない。しかしそのために絶対にすべきことを、民進党系はしていない。1党優位制に何より否定的であり、民進党系についつい甘くなってしま …

民共共闘の意外なメリット

社会党→民主党が政権を取ると、次の総選挙ではそれが壊滅的な敗北を喫し、代わりに共産党が大きく議席を伸ばす傾向が、終戦後間もなくからあることは、すでに述べた。その理由としては、社会党~民主党の政権獲得を支持した有権者が、「 …

民主党→民進党よ共産党を切れ!と簡単に言うな

共産党を切れ、ということについても、労組の場合とほぼ同じである。政権交代を実現した2009年の総選挙では、確かに共産党が候補者を減らしていなくても、民主党は過半数を取れていただろう。しかしこれは、すでに述べたように奇跡的 …

理解してあげて共に解決する有権者が必要

民進党には批判的な国民が多かった。このことが党を動揺させ、そこに小池新党が現れたから、現職を含む都議選の候補者達がなだれ込むように移籍し、国政においても同じことが繰り返された。ただし国政の場合は、党の決定に従って移動した …

民進党の姿を決めているのは自民党?

1党優位制の下では、優位政党が幅広い層から支持を得て、その政策は特に総花的になりやすい。全てを実行できないのは当然だが、野党がそれをつこうとしても、「お前ら万年野党じゃ、もっとできない」あるいは、「お前らは政権を取っても …

社会党の不運と中道の限界

いよいよ日本社会党である。社会主義、非武装中立という非現実的な志向を持つものの、党内では優位にあった左派と、党を西欧の社会民主主義政党のようなものにしようとする右派との対立、左派の優位によって、ついに自力での政権交代を果 …

敵が増えれば自分に有利

野党が一つにまとまらないことも、自民党を利した。「おれはすぐに自民党と妥協する政党とは違う」、「おれは何でも反対の政党とは違う」という、不自然に単純化された構図を、野党自らがつくり、そして互いにつぶし合うのだから、自民党 …

民主党は、かつて第3極だった

新進党の結成によって、社会党はついに第3党に転落した。しかしそれは有権者が直接そうしたのではなかった。1993年の総選挙では社会党は半減してもなお、第2党であった。その議席数は511のうちの70議席であった(追加公認を含 …

日本社会党系の苦悩

※『政党、会派の系譜』の「主要政党・派閥簡略系譜」のような、簡易的な政党の変遷を参照しながら読んで頂けると分かりやすくなると思う。   次に、自民党誕生後、つまり五十五年体制下の万年第2党、日本社会党の系譜を見 …

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