第1、2極に引き裂かれる
すでに見たように、第3極は必ずと言って良いほど引き裂かれる。なぜそうなるかを、改めて考えたい。とは言っても、考える必要もないくらい単純なことである。 第3極は当然、第1、2極よりは小さい。度々、あるいは長期的に第2党にな …
すでに見たように、第3極は必ずと言って良いほど引き裂かれる。なぜそうなるかを、改めて考えたい。とは言っても、考える必要もないくらい単純なことである。 第3極は当然、第1、2極よりは小さい。度々、あるいは長期的に第2党にな …
新党はどこから現れるのか。よくあるのが、既成政党の分裂による新党の誕生である。既成政党と無関係に誕生するというパターンは、ミニ政党を除けば皆無である。 前者の場合、素晴らしい理念、政策を持っていたとしても、既成政党の党内 …
社会党が駄目だというなら、方法は2つしかなかった(政権交代など永遠になくても良いというのなら別だが)。1つは、それでも社会党を第2党にとどめ、変化させる。もう1つは、第2党を社会党から、もっと期待できる政党に取り替えてし …
よく言われていることだが、戦後のイタリアの政治には、日本と共通する点が多い。日本では、社会党に政権を渡さないため、自由党の系譜や改進党の系譜(戦後の日本進歩党→民主党の系譜)が合流し、自民党という優位政党を結成した。カト …
民主党政権の失敗については、すでに分析が尽くされているが、ここでは1党優位との関係性について考えていきたい。 政権の失敗を具体的に思い出してみよう。 ①歳出削減が不十分であったにもかかわらず、約束していなかった消費増税を …
1党優位制の下では、優位政党が幅広い層から支持を得て、その政策は特に総花的になりやすい。全てを実行できないのは当然だが、野党がそれをつこうとしても、「お前ら万年野党じゃ、もっとできない」あるいは、「お前らは政権を取っても …
繰り返しとなる部分もあるが、忘れてはならないと思うのは、自民党の先祖もまた、初めて政権を得た時(自由党と進歩党が合流した憲政党の第1次大隈内閣)には、民主党のようにみっともない党内抗争に明け暮れ、たったの4ヶ月で倒れこと …
1994年、衆議院の選挙制度は小選挙区制中心のものとなった。小選挙区に改正する案は、五十五年体制が崩壊する前に浮上していた(それ以前にも、自民党の改革または勢力維持のため、何度も導入が論じられていた)。2大政党制を目指す …
※「民主党は完成形」という事について筆者は、これを書いた後、少し違う見方をするようになった。民主党の結成と拡大は、社会党の色を薄めるばかりで、民主党を明確な政党にしなかったということを、より強く認識するようになったのだ。 …
いよいよ日本社会党である。社会主義、非武装中立という非現実的な志向を持つものの、党内では優位にあった左派と、党を西欧の社会民主主義政党のようなものにしようとする右派との対立、左派の優位によって、ついに自力での政権交代を果 …